綺麗にケアできる! お尻のブツブツ
目次
お尻にブツブツができる理由
お尻はあなたが思っている以上にとてもデリケートです。
お尻をお顔と同じくらいケアしている人はあまりいないでしょう。
お尻のブツブツの大きな要因は、摩擦やムレによる外的刺激によるものが多いです。
そして、皮膚の乾燥により皮脂が過剰に出ることで毛穴の詰まりとなりニキビとして出てきます。
敏感肌の人や肌が弱い人もお尻の皮膚トラブルは起きやすいですね。
お尻の皮膚は常に下着で覆われて常に摩擦とムレにさらされており、長時間座ることで肌がダメージを受けやすいです。
なので、肌に優しい下着を着用する、お尻のケアを始めるといったことなら今からでもできますよ。
あなたはどうだったか今一度思い出してみてくださいね。
また、お尻の吹き出物は男性女性問わず気になる皮膚トラブルのひとつですので、ホルモンバランスの乱れが原因とは一概には言えません。
しかし、女性の場合は男性よりもホルモンに影響されやすいのは確かでしょう。
ニキビは皮脂が過剰に出た場合にできるものですが、ニキビとは少し違う似た吹き出物が粉瘤(ふんりゅう)です。
粉瘤は、皮膚の下に小さな袋が形成され、そこに垢や皮脂が溜まり炎症を起こす良性腫瘍です。
ニキビとは違い、自然治癒はしませんので病院で治療する必要があります。
放置すると痛みや膿が出ますので、悪くなる前に診てもらい手術でとってもらいましょう。
粉瘤での手術は保険適応ですし、生命保険会社によっては手術給付金がおりることもありますよ。
粉瘤は皮膚科か形成外科で診てもらうことができますので、心当たりがある人は一度行ってみてくださいね。
お尻のブツブツを放置しておくとどうなるのか
お尻のブツブツは気になるといっても、なかなか気持ちにスイッチが入らない人もいますよね。
もし、お尻のブツブツを放置していたらどうなるのかについてここでご説明しておきます。
まず、吹き出物は毛穴の奥が炎症を起こしていますので、放置すると悪化し次第に痛みや炎症が広がることも考えられます。
自然に炎症が治まることもありますが、キレイに消えるわけではありません。
また、肌環境が悪いと吹き出物が繰り返しやすくなるばかりでなく、繰り返すことで肌質が変わりざらついたり、色素沈着する可能性もあります。
悪化すると病院で治療するのに時間もお金もかかりますので、そんなことに時間とお金を使うくらいならもっと自分を労わる方に使った方が良いと思いませんか。
病院は必要な時に必要なだけの治療を受けるところですので、放置せず自分でできるケアを始めるていきましょうね。
エステティシャンはどのように施術またはケアするのか
私はお尻に関しての専門施術はやっていませんが、正しいケアの仕方をまとめてみましたので参考にしていただければと思います。
お尻の肌トラブルに関するエステは、吹き出物の炎症を抑えることとざらつきを軽減するエステがメインです。
クレンジングや超音波洗浄で毛穴を徹底的に洗浄することで吹き出物を繰り返さないようにし、ピーリングで古い角質を除去します。
その後、パックやイオン導入、マッサージで保湿と肌を白くし色素沈着対策をしていきます。
エステサロンによっては、ホームケア商品がセットになっているメニューもありますよ。
お尻とお顔で化粧品を分けて使いながらケアしていくのも良いですね。
吹き出物の程度によってはピーリングができない場合もありますが、パックは炎症を抑える効果が期待できる成分を含んだものを選んでもらえますので、吹き出物で困っている人は一度受けてみてもいいかもしれませんよ。
あまりにも炎症がひどくて痛みが出たり膿が出るようでしたら皮膚科での診察を受けてください。
炎症がひどいものはまずは薬で炎症を抑える必要がありますので、悪くならないうちに病院にかかりましょう。
自宅でできるブツブツ除去方法
お尻のブツブツ対策で一番大切なのは、クレンジングです。
お顔の吹き出物に対しても同じことが言えるのですが、毛穴に詰まった汚れがきちんと落とされないことで吹き出物として出てきますので、まずは丁寧に洗ってあげましょう。
ボディソープでもかまいませんが、デリケート肌用のものを使うか、お尻専用のソープを使うことをおすすめします。
そしてボディタオルで洗うのではなく、お顔と同じように手で優しく洗ってあげてください。
摩擦が色素沈着の原因となる可能性がありますので、なるべく優しくこすらないように洗いましょう。
また、お風呂あがりはお尻にも化粧水をつけてください。
乾燥した皮膚はお顔だけでなくお尻の皮膚にも同じことが言えますので、保湿することで吹き出物対策ができます。
赤ちゃんの肌にの使えるような優しい化粧水がおすすめです。
手で塗っても良いですが、コットンを使っても大丈夫です。
コットンを使う際は、たっぷり化粧水を染み込ませ、こすらないように注意して使いましょう。
また、化粧水は吹き出物専用のものを使っても良いですし、乾燥が気になる人は保湿重視でも良いでしょう。
私も経験はありますが、吹き出物はなるべく爪や手で潰さないようにしましょう。
吹き出物を潰すと膿が出て治った気がしますが、根治には至りませんしかえって傷となり細菌が入りやすくなるのでやめてください。
炎症が起こっているのに傷をつけてしまっては悪くなるのは目に見えていますし、傷痕や黒ずみとなることもありますので、気になるのは分かりますがいじらずそっとしておいてくださいね。
あと、ピーリングは自宅ではなるべくやらないほうが無難です。
お尻は見えづらい部分のケアですし、炎症がひどい時にやると刺激で悪化することもありますので、ピーリングをやりたい人はエステサロンで受けることをおすすめします。
目に見えないところのケアは任せてしまった方が安心かもしれませんね。
ひどくならないためにも、おうちでできるケアはやっていた方が良いに越したことはありませんよ。
お尻のブツブツの対策とケアのまとめ
お尻のブツブツの原因や自宅でできるケア方法についてご説明しました。
お尻のブツブツの原因は、摩擦・ムレ・ホルモンバランスなど原因は様々であり、それぞれの要因が絡み合って吹き出物となります。
また放置することでブツブツは繰り返し、色素沈着の原因となる可能性もあります。
粉瘤は良性腫瘍なので、病院での治療対象です。
同じところに繰り返す吹き出物や、吹き出物が治らない人は診てもらってくださいね。
エステサロンでは、クレンジングを始め、ピーリングやパックなどで徹底的にお尻のケアをしてくれますよ。
自宅でできるケアは、手で丁寧にお尻を洗うこと、お風呂あがりに化粧水で肌を整えることです。
食べるものや環境、習慣によってなかなか良くなっていかないかもしれません。
しかし、何もやらなかった場合と比べたら明らかにやってた方が結果良いです。
お肌の生まれ変わりには約1ヵ月かかりますので、簡単なケアを毎日続けてみることから始めてみませんか。
あなたの気になることがまたひとつなくなりますように。
お尻のブツブツ 記事執筆者情報
お尻のブツブツの対策とケアに関する記事は、看護士の資格を持つエステティシャンのshimaramu先生が監修しました。
【プロフィール】
看護師でありエステティシャンでありプライベートサロン経営者。
看護師時代の知識を活かしながら健康相談も兼ねて、内と外からキレイにをモットーにプライベートサロンを営んでいる。
イベントなどに主催側として参加するなど、美容に関する知識と経験が豊富。
お尻以外のブツブツケア
ブツブツお尻だけでなく、体のあらゆるところにできてしまいます。
お尻以外の原因不明のブツブツにお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
ブツブツの原因やケア方法はお尻のそれとは異なります。
お尻以外のブツブツにお悩みの方は下記もご覧ください。
鼻のブツブツ
鼻にできたブツブツの除去方法だけでなく、事前に対策する予防方法についてもご紹介しています。
首のブツブツ
自宅でできるケアで良くなるタイプもありますが、すぐに皮膚科に行くこと必要なケースもあるからです。
首にできる原因不明のブツブツにお悩みの方は是非、ご覧ください。
二の腕のブツブツ
日本人の6割に症状が出ていると言われているだけに、見ておいて損はありません。
顔だけでなく、頭皮や胸元、背中、二の腕、お尻など、人によって出やすい場所も出る頻度も違います。
そこで今回はお尻の皮膚トラブルに限定して、お尻のブツブツがなぜできてしまうのか、どのようにケアしていけば良いのかについてご説明していきます。