美容のプロが女爪にする方法を解説します!
目次
女爪、男爪の割合や特徴とは?遺伝や性格も関係している??
女爪とは簡単に言うと爪の縦幅が爪の横幅より長い爪のことを言います。
逆に男爪とは爪の横幅が爪の縦幅より長い、広い爪のことを言います。
女爪は縦に長いので、指の縦の線が強調され、すらっと指が長く見えやすく、男爪は指の横の線が強調されやすいので、無骨でたくましく見られやすくなってしまいます。
また、男爪は爪先から指を見た時のCカーブと言われるカーブがゆるく、女爪に比べて、折れやすく伸ばしにくいという特徴ももっています。
男爪を女爪にする方法
では、男爪を女爪にするにはどうしたらいいのでしょう?
爪の形は主に遺伝で決まると言われているのですが、とはいえ爪というのは柔らかい死んだ細胞でできています。
ですので、爪の形はお金をかけずに整形が可能なのです!
男爪を女爪に見せる為には、爪の縦幅を伸ばすことが大切です。
では単純に爪を伸ばせばいいのかというと、これは半分正解で半分不正解。
上で述べたように、男爪はCカーブが緩やかなため、単純に伸ばそうとしてもすぐに折れてしまったりして、なかなか伸ばせないのです。
男爪の人は小さな時から爪先を常に清潔に切っていた方が多いです。
ハイポニキウムを育てましょう!
また、主婦の方や、飲食業や美容業の方など、仕事柄爪を伸ばせない方も、常に深爪にしていなくてはいけないため、伸ばせないですよね。
そのように常に深爪の方は爪先(フリーエッジ)と指の皮膚の間にある、ハイポニキウムと呼ばれる薄い皮膚も殆ど無い方が多いです。
ハイポニキウムは爪の下に細菌や異物が侵入するのを防いでくれる皮膚なのですが、このハイポニキウムは女爪にも大切な要素で、ハイポニキウムが無いと、爪は長く美しく育ちません。
ハイポニキウムは爪よりも育ちが悪いので、ハイポニキウムを育てる為には、とにかく爪を切るときにハイポニキウムまで切らないように気をつけることです。
ハイポニキウムを切らずにいれば、ネイルベッド(爪床)という爪と指の皮膚が重なっている部分が伸び、結果的に爪が縦に長く見えるようになります。
ジェルネイルで爪の保護!
また、仕事の都合などで大丈夫な方はジェルネイルをするのも手っ取り早いです。
色のついたネイルを出来ないか方は、クリアジェルだけでもいいのでジェルネイルをしましょう。
ジェルネイルはおしゃれの目的以外にも、爪を保護してくれる効果もあります。
爪を保護してくれるので、爪が割れにくくなるのです。
ジェルネイルをしたことがある方なら分かると思うのですが、ジェルネイルをすると、2~4週間爪を伸ばしっぱなしにすることになります。
伸びてくるときになってすぐ切ってしまう人や、爪を噛む癖のあるひとでもジェルネイルの樹脂が爪を守ってくれるので、自分ではなかなか切れないし、爪に厚みがでるので噛みにくくなったり、噛んだときの感触が変わるので噛み癖の改善に繋がります。
ですが一般的にジェルネイルは爪の表面をやすりで削って定着させるので、爪の健康を考える人は「削らないジェル」などを導入しているネイルサロンにいってみてください。
また、ネイルサロンのネイリストさんにも縦幅が長く見える女爪にしたいということを必ず伝えてくださいね。
きっと縦のグラデーションなど、縦幅を強調できるネイルデザインを提案してくれたり、使うジェルを選んでくれたりすると思います。
自分のお気に入りのデザインなら見ているだけでテンションも上がり、美しい爪に対しての意欲も上がるはずです。
直ぐにできる!甘皮のケア!
また、今すぐ出来る爪のケアとして、甘皮の処理があります。
爪の根元のエポニウム(爪上皮)と呼ばれる部分~ネイルフォルド(後爪郭)には、ルースキューティクル(爪上皮角質)と呼ばれる角質が付着します、この角質を一般的に甘皮と呼び、この甘皮をケアしてあげることで爪を美しく見せることが出来ます。
甘皮のケアはネイルサロンに行くと最初にしてくれるのですが、自分でもできます。
基本的には市販の甘皮ケアグッズを使うのが一番オススメです。
メタルプッシャーや、キューティクルニッパーと呼ばれる器具でケアをすることも出来るのですが、慣れてない方だと、必要無い所まで傷つけてしまったり、爪の根元にある爪母(ネイルマトリクス)まで傷つけてしまうと、その後生えてくる爪が歪みかねません。
甘皮のケアをすることで、エポニウムが押し上げられ、爪を長く見せることはできますが、結果的に爪が歪んでしまったら元も子もないので、甘皮のケアをする際は丁寧に、痛くない程度に優しくしてあげましょうね。
指を長く見せたいなら爪の形はオーバルに!
爪を長く見せる為には爪の形を整えることも大切です。
爪の形は何種類か種類がありますが、一番オススメなのは「オーバル」とよばれるものです。
オーバルは爪先を卵型に整えた形です。
角をつくらないので折れにくく、縦長のスタイルなので指が長く見えやすく、女性的な形なのです。
逆にポイントと呼ばれる爪先にむけて細くなるスタイルは、爪先が細いと逆にその差で指が太く見えやすいです。
スクエアオフやスクエアなどは角があって折れやすいと共に、横幅が強調されるので男爪に見られやすいスタイルと言えます。
スカルプチュアなどで長さを出したネイルなどではその限りではないですが、ナチュラルネイルの方はオーバルにしておくのが無難かと思います。
ネイルサロンに行く時は「オーバルでお願いします」っていえば伝わりますからね!
肝心なのは伸びる前の爪母のマッサージ!
上で述べたように、男爪の方はCカーブが緩やかなのも特徴です。
これを改善するためには、爪先ではなく、爪母がある爪の根元を左右から気持ちいいくらいの強さで押してあげましょう。
ハンドクリームなどをつけながら押してあげると、乾燥のケアにもなっていいですよ。
爪は全て爪母からつくられるので、爪のケアをするときは今生えている爪よりも、爪母のケアを大切にしましょう。
爪は大体一日に約0.1mm伸びます。また、冬よりも夏のほうがよく伸びるという特徴があります。
爪のケアは始めるとすぐに目に見えて効果が出るものです。
綺麗な女爪を目指して頑張りましょう!
女爪に憧れる女子必見!男爪を女爪にする方法!の記事執筆者情報
この記事は、ヘアメイクアーティストとして活躍しているトーノ先生が執筆致しました。
トーノ先生
保有資格:色彩検定・メイクアップ検定
職業:ヘアメイクアーティスト
私は幼少のころバレエを習っており、発表会の日にヘアセットやお化粧をしていただきました。
その時今までみたことない自分の姿に感動し、この感動を私もいろんな人に届けたいと思い、ヘアメイクの道に進みました。
ヘアメイクの各種コンテストでも入賞経験があります。
テーマに合わせた創作メイクを一番の得意としています。
今ではフリーのヘアメイクとしてメディア撮影、イベントメイクを施しています。
お肌に関する悩みも相談されることが多いことから、化粧品やスキンケアに関する知識も豊富です。
今さら聞けないヘアメイクの基本から、少し専門的なことまで、情報の発信と私の施術で、皆様のきれいになりたいという願いを少しでも叶えられれば幸いです。
女性らしさは手に出たりしますが、中でも性別で差が出るのが、爪。
爪には女爪と、男爪と呼ばれる種類があり、女爪の方の手はより女性らしくしなやかに見られ、男爪の方は男性的でたくましく見られがちです。
そこで気をつけなければいけないのは、男性だから男爪というわけでも、女性だから女爪だというわけでもないということです。
よく芸能人で「この男性芸能人の手がセクシー」などと言われている人の手を見てみると、女爪だったりします。
女爪は手を美しく、綺麗に、そしてセクシーに見せてくれる効果があるんですね。