えっ!?若返り!? 注目のヒト幹細胞培養液の徹底解説!
目次
肌が再生するとまで言われるヒト幹細胞培養液とは
幹細胞培養液とは、幹細胞を作り出すときに分泌される成分です。
幹細胞培養液には数百種類のタンパク質が含まれると言われています。
このタンパク質が成長因子(グロスファクター)となり、肌に嬉しい効果を与えてくれると期待されています。
最近では「ホンマでっか!?TV」で次世代の最新医療として幹細胞培養液が特集されていました。
そもそも幹細胞は新たな細胞を作り出してくれる役割があります。
幹細胞培養液には遺伝情報は含まれていませんが、細胞を活性化させ、再生する働きをサポートしてくれると言われています。
幹細胞にはヒト由来と植物由来の2種類があります。
ヒト由来の幹細胞は人間の脂肪から抽出したものです。
そのため人間の細胞の受容体にピッタリはまり、傷ついた細胞を修復してくれると言われています。
なぜ培養液にするのか?
幹細胞に新たな細胞を作り出す役割があるなら、培養液にするのではなく幹細胞をそのまま使用したら良い、と思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし幹細胞は化粧品に配合したときの安全性がまだ確認されていません。
そのため幹細胞を配合する場合は高熱で加熱処理をし、減殺菌する必要があります。
しかし細胞の再生力が期待されるタンパク質は熱に弱いため、加熱処理の時点で破壊されてしまします。
それでは意味がなくなってしまうため、化粧品に配合しても安全で熱処理が必要のない培養液を使用するのです。
若返る!? ヒト幹細胞培養液の効果
ヒト幹細胞培養液で期待できるのは肌の再生力です。
まず肌が老化するということは表皮・真皮どちらの細胞も再生力が弱くなっている状態です。
従来の化粧品は肌に不足している成分を補ってケアをしてきました。
しかしヒト幹細胞培養液が配合されている化粧品は、肌本来の再生能力を活性化すると言われています。
実際に肌が若返るということはあり得ませんが、そのように感じてしまう、感じさせてしまう程高い効果が期待できます。
つまり細胞が活発に働いていたころの状態に回復させることにより、ターンオーバーをサポートし、肌悩みの改善が期待されているのです。
ヒト幹細胞培養液の副作用
ヒト幹細胞培養液は人間から抽出されているので安全性は高いと言われています。
また海外ではすでに人気の化粧品です。
しかしヒト幹細胞培養液の化粧品の歴史は浅く、十分な検証がされていないのが現状です。
長期的に使用し続けた症例があり、統計を取ることで安全性が確認できますが、現段階では判断が難しい状況です。
現在使っていて問題ないかもしれませんが、10年後・20年後に問題が起きない保証はありません。
しかしヒトから抽出されている成分ということもあり、薬でもないため現状では副作用はほぼ無いと言われています。
ヒト幹細胞培養液の化粧水と美容液の違い
ヒト幹細胞培養液の配合量はアイテムによって異なります。
せっかく使うのならヒト幹細胞培養液の配合量が多い方が嬉しいですよね。
化粧品のアイテムの中では化粧水より美容液の方がヒト幹細胞培養液の配合量は多い傾向にあります。
さらに化粧水は液体、美容液は乳液のため美容液の方が肌への密着度が高いです。
ヒト幹細胞培養液はまだ発売され始めて間もないので高価なものが多いです。
化粧水の場合、高価でもったいないという気持ちから少量しか使わなければ肌にとっては負担になってしまいます。
ヒト幹細胞培養液配合のアイテムを使用する際は美容液から使い始めるのがおすすめです。
またヒト幹細胞培養液配合のアイテムは、効果は期待できますが継続して使用することが重要です。
化粧品は薬ではないので塗布した瞬間に効果が期待できるものではありません。
化粧品は2~3ヶ月使い続けてこそ効果が期待できるものです。
ヒト幹細胞培養液配合のアイテムを選ぶときのポイント
まず本当にヒト幹細胞培養液が配合なのかを確認することです。
幹細胞には植物性のものもあるため「幹細胞培養液」とだけ記されているだけだとどちらかわかりません。
植物性の幹細胞培養液は植物には効果を発揮しますが、人間はヒト幹細胞培養液でなければ意味がありません。
化粧品を選ぶ際は気を付けましょう。
コスメコンシェルジュが選ぶヒト幹細胞培養液配合の美容液
当サイトオススメのヒト幹細胞培養液配合美容液をここでいくつかご紹介させていただきます。
いずれも高配合でお値段もお安くなっているのでコスパの良いヒト幹細胞培養液配合美容液です。
ヴァイナスは、楽天リサーチ調査でオールインワン美容液効果満足度第1位に輝いた実績もあります。
ヒトユライ+30シリーズシリーズのヒトユライプレミアムモイスチャライザーは、スクワラン×ヒト幹細胞培養液というエイジングケア用美容液です。
ヒト幹細胞培養液コスメはニキビに使えるのか?効果が期待できるのか?
結果から言うと、ニキビにもヒト幹細胞培養液を使用できます。
もちろん効果も期待できます。
それはヒト幹細胞培養液に細胞の修復作用が期待できるからです。
ニキビは肌に炎症が起き、細胞がダメージを受けている状態です。
そこにアプローチしてくれるのがヒト幹細胞培養液です。
細胞を活性化しダメージを受けた細胞を修復することでニキビの炎症抑制効果が期待できます。
ニキビが発症したときはもちろんですが、ニキビ痕にもヒト幹細胞培養液は効果が期待できます。
ヒト幹細胞培養液は細胞を修復するのに加え元気な細胞を作り出し、ターンオーバーをサポートしてくれます。
肌本来の修復力を高めてくれるのでニキビ痕にも効果が期待できるのです。
ヒト幹細胞培養液はエステではどのように使われるのか
エステでもヒト幹細胞培養液は使われています。
美容意識の高い方が来店して美容のプロが施術をするので当然と言えば当然ですよね!
美容液として肌に塗布するエステが多いようです。
ヒト幹細胞培養液の効果を最大限に取り入れるために、土台作りが大切です。
クレンジング・洗顔でしっかり汚れを落とします。
その後、細胞を集めるためのポイントとして軽い刺激を与えます。
肌は刺激を受けたところに集まる習性があります。
効率よく肌に取り入れるために大切な手順です。
ヒト幹細胞培養液を塗布するだけでも肌の中に取り入れることは可能ですが、機器を使いしっかりと定着させることで肌へグングン導入します。
最後はマッサージで血行・リンパの流れを整えヒト幹細胞培養液の定着をさらにサポートします。
エステではただヒト幹細胞培養液を塗布するのではなく、しっかり定着させることで確かな効果を実感してもらうというところが多いようです。
韓国とヒト幹細胞培養液の意外な関係
美容大国といわれる韓国は、日本よりも早くヒト幹細胞培養液が配合された化粧品に着目していました。
開発段階では、なんと韓国の学者が国のバックアップを受けて研究開発が進められたほど注目されていた成分なのです。
日本では2012年7月にRNLバイオという韓国の会社が日本の厚生労働省にヒト幹細胞培養液の抽出物を新しい原料として申請したのが始まりです。
約1年の時を経て、審査が通り販売することが可能になりました。
再生医療から注目されていたヒト幹細胞培養液が日本に入ってきたのは実は韓国がきっかけだったのです。
ヒト幹細胞培養液 まとめ
医療から化粧品へ導入されたヒト幹細胞培養液は、今まで実現することが難しかった若返りも夢ではないかもしれません。
まだ販売されてから間もないことから副作用・リスクに対しては不明な部分はあります。
しかし今までどうしようもなかった肌悩み改善をサポートしてくれる強力なアイテムであることは間違いないでしょう。
ヒト幹細胞培養液 記事執筆者情報
ヒト幹細胞培養液に関する記事は、最難関の日本化粧品検定1級の資格試験をパスし、コスメコンシェルジュとして活躍している北口ハルが執筆させていただきました。
大人キレイ美容マニアチーム:北口ハル
保有資格:日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ
年齢:30代
出身地:京都
趣味:読書・料理
出身校:同志社大学文学部
【コメント】
日本化粧品検定1級を取得する前は、自分が好きな化粧品を使って満足しているだけでしたが、今では多くの人に化粧品の良さを知って頂き、情報を届けることでささやかながら多くの人のキレイになるお手伝いができたらと思っています。
何より、化粧品を使ってキレイになることで自分に自信を持って欲しいという願いがあります。
私自身、肌トラブルで悩んだ時期もありました。
あの時もっと化粧品の知識を持っていたら…と思うこともあります。そんな悩みを抱えている方に少しでもお力添えができたらと思っています。
「若返り」という言葉に弱い女性にとってとても魅力的なエイジングケア成分です。
今回は、美容メディア大人キレイ美容マニアチームに所属する私、北口がそんなヒト幹細胞培養液についてスキンケアのプロとしての見解を述べさせていただきます。
日本化粧品検定1級のコスメコンシェルジュの資格を持っていますが、内容が専門的になり過ぎないように分かりやすく解説させていただきます!